これが理不尽ですかぁ! #7

AC養成期(子供時代)

こんにちは、ぐちまるです🐤

世界標準で「母は偉大なり」と言われます。

海よりも深い愛と献身を表す言葉らしいです。

そんな母の愛と献身も時に「クレイジーだ」と言われる事もあるそうです。

我が子を守りたいがために、口うるさく言ってしまう。

我が子の幸せのために、しつこいほど手を焼いてくる。

うんうん、なんとなく想像できる!特に男の子の母親に多そうなイメージ(笑)

ではうちの母はどうでしょう。コントロールできない感情や処理できない感情を躾けと称して子供相手に力いっぱいぶつけている。そこに愛情はこれっぽっちも感じられませんでした。

エピソードをひとつ、

ある日、母はいつも以上に不安定だった。朝からずっと機嫌が悪く、癇癪を起しているようだった。

怒られた理由はもはや覚えていないが、ぐちまるは土下座させられてそして頭を踏みつけられていた。

この時ぐちまるの中に初めての感情が湧いてきた

「あれ、何でこんなに怒られているんだっけ?何か悪い事したっけ?いや、この人の機嫌がただ悪いだけか。あぁ、これが理不尽って言うんだ。この人は間違っている。異常だ。絶対にこんな大人になるもんか!」と強く思った。

土下座しながらその感情は怒りへと変わり、その時初めて憎しみを込めて母を睨みつけた。

「お前なんちゅう目ェしとんじゃゴルァ!」

分厚い辞書を手に取って土下座しているぐちまるの頭の上に叩きつけた。そして床に落ちた私の頭を思いっきり蹴っ飛ばし、私の体は本棚まで吹っ飛んだ。

この時の感情は強烈に覚えている。

猛烈な怒りで不思議と痛みは感じず、もはや泣いてなどいなかった。

(本当はこの時、前髪で睨んだ目線は隠れているだろうと思っていたのに、母にはばっちり見えたようで、、、「くそー見えてたかー、下手こいたー」ぐちまる心の叫び。)

この頃から母に対する反抗心はどんどん育っていくことになるのです。

母の愛情が欲しいという感情よりも、母がいかに間違っているかを考えるようになってしまった。

そしてそれまで認知していなかった“憎しみ”を感じるようになっていった。

次回、ぐちまるグレます!(笑)

心の深くには“愛してほしい”という大きな願望がある反面、心の表層のほうでは憎しみや怒りが徐々に育っていった。

感情のコントロール方法なんて分からない、いろんなものに蓋をしようするけど上手く蓋が閉まらない。。。そりゃグレちゃうよね!ふふふ🐤

お楽しみに。

つづく

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