こんにちは、ぐちまるです🐤
いよいよ高校に進学したぐちまる!
中学の頃、自身の振る舞いによって親友を失ってしまったぐちまる。そこから学び、その後の振る舞いは大きく変わり高校生活では“癒し系”と言われるまで丸く穏やかになりました✨
しかしまだまだ愛情を得られていないぐちまる、
高校生になってからの承認欲求は、
「認められる(目立つ)」
だったためこの頃のヘアメイクはどんどん派手に~。
落ちていたら「ひ!ゴキブリ!」と見間違うほどのボリューミーな付けまつげ!
まぶたを引ん剝くほどのアイプチ!
極太アイライン!
エクステは付ければ付けるほどよかった!
そう、雑誌eggやnuts、小悪魔agehaなどが流行った時分です~。
高校に入学してすぐにアルバイトを始め、月に4-5万ほど稼げるようになりました。
ヘアメイクやファッションにお金を注ぎ、自分の望みを少しずつ叶えられるようになっていった。
そして16歳になったらすぐに原付免許を取ってスクーターを買い、行動範囲がいっきに広がった。
自分のお金で好きな物を買ったり、好きな時間に好きな場所へ出かけたり、今まで行ったことのなかった場所へ出かけたり、とどんどん自由を手にしていきました。
こうして初めて母親に関与されない《自由》をつかみ取る事ができたぐちまるは、今までに感じた事のない解放感を味わっていくのです。
初めて深呼吸ができた感覚。
お金がもたらす恩恵を身をもって学んだぐちまるは、お金の稼ぎ方をもっと考えるようになりました。
「時は金なり」
「Time is money」
という言葉の通り、休み返上でシフトをどんどん増やしたり、もっと高時給のアルバイトを求めるようになった。
ホームセンターのレジ打ちから、居酒屋など夜の飲食店で働くこともあった。
お客さんやバイト仲間や社員さんなどいろんな年代の人の話を聞くようになり、それまで知らなかった世界(社会)をどんどん学んでいった。
プライベートでも年上の男性と交際していて、彼からもまたぐちまるの知らない世界(海外文化など)を教えてもらった。
大人達には「まだ若いのに苦労してえらいね」と言われ、同級生たちには「知らない世界を知っていてすごいね」と言われ、子供から一気に大人になった気分で嬉しかったのを覚えている。
だけど、この頃の母との関係はもっと悪化していた。
“世の中”を少しかじり始めたぐちまるは、母親の“おかしさ”がもっと色濃く見えるようになってしまったからだ。そして母に対する反抗心がもっと強くなり、キツイ言葉で反論するようになっていた。
昔は恐怖でぐちまるをコントロールできていたのに、どんどん自分の思い通りにならなくなるぐちまるに母は相当やきもきしたと思う。
いう事を聞かないぐちまるに、
「図に乗るな!クソガキがクソ生意気な!そんなんで世の中でやっていけると思うなよ!世の中そんな甘ないねん!」
と憎まれ口を吐いたり、
彼氏の家に入り浸るようになっていたぐちまるに、
「男に股開いて、子供でもできて後悔しても知らんぞ!痛い目におうたらええわ!」
と憎まれ口を吐くことも。
反抗的な態度をとるぐちまるに、
「あんたなんか産むんじゃなかった、そんなにお母さんが憎いなら殺してくれ!」と
包丁を渡されて泣き叫ばれたこともあります。
心底うんざりした。
子供の頃は母が怒鳴っている言葉をいつ収まるだろう?とBGMみたいに聞き流していた。
でもこの頃には母が何を意図してその言葉を吐いているのかが分かるようになっていたから、母のひと言ひと言にエグられるような気持ちにさせられた。
もともと早く母から離れたいと思っていたが、この頃から強烈な自立心へと変わっていった。
1秒でも早く自立して、自分の人生を始めたい。
この先どんな苦労があってもこの生活よりはマシだ。
幼少期から安定した“大人”がそばにいれば、この年頃でも子供らしく夢を見ていられたのかもしれない。でもぐちまるにそんなチャンスはなかった。早く地獄から抜け出して、自分の人生を始めたかったのだ。
子供時代のエピソードはこのあたりで終わり!
以前にも書きましたが、世の中にはもっとひどい虐待やネグレクトにあった方も多くいらっしゃると思います。それに比べればぐちまるの両親は“親らしい”ところもあったと思います。
ただぐちまるにとっては悪夢のような子供時代だったんです。。。
次回以降ぐちまるの社会人生活の様子を書いていきます!
爆弾のような母の機嫌を伺いながら過ごしてきた子供時代、仕事上の上司と部下という主従関係においてどのように影響していくのか?乞うご期待を!
と言いつつ、次回は社会編を始める前に高校~成人になるまでのぐちまるの恋愛事情についてもチラッと書いてみようと思います。
愛情を知らないままにうまく感情が育たなかったぐちまる、とにかく受け身の人間関係に翻弄される様子をお届けします。。。
つづく