恐怖!お局カリスマ上司 ♯16

AC候補生(20代)

こんにちは、ぐちまるです🐤

1社目では人に恵まれたものの、チームの派閥争いに巻き込まれ会社の方向性も変わってしまったため転職に踏み切ったぐちまる。

次に採用してくれたのは海外の商材をメインに取り扱っている小さな会社!

取り扱っている商材の価格帯は以前の倍以上で、個人のノルマも高く、経験の浅いぐちまるには少しハードルが高かったのですがチャレンジしたい気持ちの方が勝った。

しかし、やはりやっぱり難しい!経験もスキルも浅いぐちまるは入社後さっそく苦戦してしまいす。

この職場にはセールスの成績も優秀でバイヤーもこなす、会社の柱となるカリスマ社員(マネージャー)がいました。

が、この人めちゃくちゃ怖かった、、、!

入社後なかなか成績の上がらないぐちまるに、

「え、なんなんそのセールストーク、全然センスないな。使い物にならんやん。」

と鋭い言葉でバッサバサと切りつけてきます。。。

機嫌が悪いときはボールペンを投げつけられたり、話しかけても無視されたり、そうかと思うと急に怒鳴ってきたり。母のヒステリック爆弾に似た物を感じました。

それからはびくびく怯えながら出勤するように、、、

でもこのカリスマ社員、お客様を前にするとガラッと変わります。

柔らかい笑顔で人懐っこく、それでいて的確なセールストークを繰り広げあれよあれよと言ううちに販売してしまう、誰一人として手ぶらで帰らせない、天才にみえました。

そんな彼女に怯えつつも尊敬していたぐちまるは、少しでも彼女から学び盗もうとセールストークや話し方、表情などを近くで観察するようになりました。

彼女がぐちまるに伝えてくれた言葉で「自分を女優だと思いなさい。」という言葉があります。

「怖がらずにプロのセールスマンを演じればいい。お客様にとってあなたが未熟だなんて関係のない事。」この言葉が後のぐちまる無双時代の礎となりました。

少しコツを掴み始めたものの、相変わらず怯えた様子のぐちまるが煩わしかったようで、カリスマ社員にのあたりはさらに強くなっていきました。

「目障り!」って怒鳴られたり、まさに目の敵って感じでしたね。

今となれば彼女の気持ちも分かる。常にビクビク怯えた人よりも自信を持った人が近くにいてくれた方が安心するもの。きっとぐちまるの怯えた感情が伝染してきそうで嫌だったんだと思う。うん、シンプルに鬱陶しかっただろうな(笑)

でもいつ爆発するか分からない彼女に対して、ぐちまるなりの防衛反応だったんだとも思う。

自分が起爆剤なんだと分かっていたから、爆発する前提で常に構えていた。

どんどん職場に居たたまれなくなってしまって、わずか半年で逃げるように退職することにしました。。。

カリスマ社員と相性が悪かったこと、自分の弱さや不甲斐なさに悔しく思いました。。。

ただ、ここで学べたことは確実に身についていた!それが分かったのは次の職場です。

次回、ぐちまる無双します🔥お楽しみ!

つづく

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