ぐちまる無双時代 #17

AC候補生(20代)

こんにちは、ぐちまるです🐤

前回なかなか怖い思いをしたぐちまるでしたが、たくさん学び吸収できていた!それが分かったのは次の職場で。怖い思いをしただけじゃなかった(笑)

そう、この3社目の会社で《ぐちまる無双》します!!

この時19歳。

3社目は当時業界の中でも勢いのあった企業でした。

前社の海外商材に比べて、比較的扱いやすい商材・価格帯だったこともあり、ぐちまるはどんどん成績を伸ばすことができました!

そして入社3か月目には全国1位の個人成績に♔

「ナニコレ!メッチャウリヤスイヤン!」

ぐちまる覚醒!!

その後も個人成績は下がる事なく社内で不動のトップとなるようになりました✨

全社会でも表彰されるなどし社内でも一目置かれるようになると、

「そうそうぐちまるがずっと求めていたのはこれなのよ!!」

と幼いころから求めていた承認欲求がぐんぐんと満たされていく感覚がありました。

さらに成績を上げる事にのめりこんでいきます。

入社1年目で主任へ昇格し、2年目には店長へ昇格、3年目にはエリアマネージャーへと昇格。

会社の好景気と共にとんとん拍子に出世していきました✨

主任になったときに初めて部下を持ちました。

それまでのどの職場も“背中を見て学べ”タイプだったため、教育らしいカリキュラムやOJTを受けた事がなかった。

この会社にもそれらしい教育システムがなかったため、自然と完全オリジナルの人材育成をはじめていくことになります。

だけど、この頃のぐちまるは自分自身も販売のコツを掴めてきて間もない頃だったので、それを言語化して他人へ伝えることはまだ難しく、厳しさで律することを優先するようになってしまいました。

「これ前にも教えたよね?」

「なんでこれくらいできないの?」

ぐちまる自身の成績はどんどん伸びていて、実績を残せているから「やってる事も言ってる事も間違ってない!」と自信過剰になってしまい、部下への指導も次第に厳しくなっていきました。。。

恐れられている事も分かっていた、でもそんな事よりもチームの実績を上げる事、会社へ貢献することが第一優先と考えていたので悪い事と考えていなかった。強いチームを作る、それこそ正義。そう思っていた。

でもある時、ひとりのスタッフが自身の成績が伸びたことをとても喜び、ぐちまるに対して感謝の言葉をくれた。

その時心の奥がジワーっと温かくなって、ぐちまるも心底嬉しくなった。

それと同時に、それまで高圧的な物言いで人をコントロール・支配しようとしていた事に気が付いた。そう母のように。。。

怯えているスタッフはかつてのぐちまるだ。。。

そんな自分に嫌気がさし、自分の態度含め育成方法を見直しました。

言語化できなかった伝えたい事を相手にきちんと伝わるように整理していきました。

そして部下のモチベーションをうまく活用するためにそれぞれの能力と心理を分析してみることに。

不思議と部下の悩みや不安、得意、不得意が分かり、ひとりひとりに合わせた“オーダーメイドの教育”ができるようになりました✨

そう、アダルトチルドレンの副産物として、高い観察力・共感力と言うものがあります。

幼いころから毒親の機嫌・顔色・要望を伺いながらサバイバルしてきたアダルトチルドレンズの皆さんの中には、人を観察するのが得意!と言う方がいっらっしゃるハズ。

ぐちまるもそのタイプで、相手を観察して何を求めているのか?何が不足しているのか?が分かるようになっていました。

はじめの頃は結果がすべて!と信じ、鬼店長として恐れられていたぐちまるでしたが、こうして部下に慕われ厚い信頼を勝ちとることができたのです!(えっへん!)

20代前半でこのような濃厚な経験ができたのはとっても運が良かったと思うし、この会社で働けて良かったと思えています。

そんな順風満帆なぐちまるでしたが、どんどん雲行きが怪しくなっていきます。。。

ぐちまるには直属の上司がひとりいました。

この上司は話術が優れていて人望を集めるいっぽうで、あまり宜しくない噂が絶えない人でした。

手柄をさらっと横取りしていったり、いつも“外回り”と称してどこかへ雲隠れ(さぼり)していたり、こういった横着を卓越した話術で隠蔽してしまったり、社内政治が上手な方でした。

この上司ともある程度上手く付き合っていたぐちまるでしたが、ある事をきっかけにこの上司に敵対視されてしまいます。

在籍4年目の頃に社内公募がありました。

公募の中にもともとぐちまるが夢見ていた職種の部署があったのです✨小さいころから夢見ていた職業✨

高校生の頃本当は専門学校に行きたかった。

でもお金の問題やいち早く母から離れたかった事もあり、最短でその業界に飛び込める営業職へ進んだんです。そんな営業職でもたくさん実績を残せて、4年目にして“やりきった感”もあった。

そんなときに夢の部署の公募がかかったのです、迷わず応募しました!

だがしかし、それが気に入らなかった上司。それからいろんな謀略を張り巡らせてきます。。。

私の部下へ「あなたのマネージャーがあなたの悪口言ってたわよ。信用しない方が賢明よ。」

上層部へは「ぐちまるはこの仕事でこんな失態をおかしてましたが私がフォローしておきました。実績は高いですが、裏ではこんな事してます。」

など、ほんとにある事ない事を噂し始めました。

すでに信頼関係を築けていた部下に関しては「ぐちまるさんがそんな事言うとは信じられなくて、、、」と相談してくれましたが、上層部に関してはをそのまま鵜呑みにされてしまいました。

必死に抗議しましたが、その上司はさらにある事ない事を言って上層部を介入してぐちまるの評価を貶めていきました。。。(ほんと政治家さながら。)

結果、部署異動も叶わず、夢も閉ざされ、信じてもらえないショックと悔しさで燃えカスのように燃え尽きてしまい、退職を決意することに。。。

この時まで割となんでも誰でも素直に信じてきたぐちまる、初めて人に裏切られる経験をして人が怖くなりました。

退職後もしばらく立ち直れず、しばらくはプスプスpspsssss…してしまいます。

さてさて、この上司の末路はと言うと、パワハラ、横領、職務怠慢などがめくれにめくれて懲戒免職処分となりました!!(マジでざまぁみろ!笑)

ぐちまるはと言うと、嫌な思い出が多い地元から離れたい想いもあり、東京へ上京して転職する事に✨

しかし!東京でぐちまるを待ち受けていたのは、、、

とんでもないパワハラ上司&漆黒のブラック企業だった。。。

次回はぐちまる史上最恐の暗黒時代となった企業での体験を綴ります。

お楽しみに!

つづく

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